愛について話そう

きょうは、愛について話そう。

すべては愛といえばそうなのだから、どんな創造も愛に基づき生まれている。

しかし、地球の流れは特異な創造をも可能にする。その特有のものは「ためる」というエネルギーだ。宇宙は、無限の有と無が同時に存在し、拡大(縮小)の方向を持つ。

地球上には、何かをためる意識がエネルギーを捩(よじ)らせ、そのねじれにより変化したエネルギーが変化しながら蓄積されてきた。次元の隙間にそれらが張り付き、次元間の交流が遮断(ベールがかかり)、そもそも多次元が同時に存在するこの時空にゆがみを生じさせた。それは、ある種のチャレンジであり、それが間違いだということではない。それもまた愛である。すべてのチャレンジが承認され、尊重される現れである。

この変化し、ねじれたエネルギーは、地球上にその結果として、あらゆるカタチで、この創造がどんなものか示されてきた。その創造をし続けるのか、それとも、本来の創造によるバリエーションを生むのか、そのチャンスは無限にあり、今も、同じである。

次元間のベールが開いたのは、ねじれたエネルギーが限界に達し、全体性において再バランスする働きが作用したこと。魂の波動が高まり、その高まりにより振動が生まれ、ある種の通信が始まったこともひとつである。地球に居ながらにして、肉体をもった上で、意識の波動をあげていくチャレンジのひとつの結果でもある。多くの者たちが意識の覚醒を体験し、自分が何者なのかという本質に氣づき始めた。抱えるのではなく、手放す、委ねる。すべては、充分であり、余るとか、足りないということはない、ということに目覚めはじめた。充分過ぎるという感覚さえ必要のないことである。すべては充分過ぎるほど、充分なのだから。

ためるという意識は、なくなるという恐れにより生まれた意識である。「限界を体験できる」というルールによる地球のゲームである。このゲームにより、時間と空間という領域を生かして、宇宙最高速の魂の次元上昇を体感できる。魂だけの存在は、この感覚は体験しえない。波動を下げた状態から上昇していく落差を体験できる場だということである。しかも、一方向だけでなく、多方向への落差体験ができる。地球は、宇宙の壮大なアトラクションのような場である。人生波あり、苦楽あり、喜びや哀しみあり、常に体感の落差を感じられるようにできている。この落差を創造するために、様々なものが創造された。それが極まり、このアトラクションは、大きな節目を迎えたのである。からくりがわかるアトラクションは、もはやその機能や目的を果たさなくなり、進化の時を向かえる。地球は、大きな進化に来ている。

なくなってしまうかもしれないものをためる、という恐れのトリックから目覚め、すべては完全であり、それを愉しみ享受していく流れの大きな転換である。ためるからわかちあう場への変化である。充分あるものを、どのように分かち合い喜びを体験するか。それが新しい進化した宇宙最高の次元上昇を体験できる場となり、更に多次元的に交流も始まり、地球で生まれたエネルギーをたくさんの星々と交流が始まり、宇宙全体の創造に意識的に関わっていく。そのために、様々な存在たちが地球に生まれ、その準備は着々と進んでいる。

今、ひとりひとりが意識を向けることは「愉しむ」ことである。過去のエネルギーを引きずることなく、今を感じることは、これから進化した地球の学びを進める上で重要なナビゲーションとなる。

今、エネルギーのねじれによる様々な現象が地球規模で起こっている。ねじれたエネルギーは凝縮され、その一滴が大きな波紋を起こす。本来のエネルギーは、一滴にならない。全体で巡るエネルギーは、破壊をおこなさない。完全なる循環である。

今日は、愛について話をするのであった。以上は、愛についての話であったが、もっと人間にイメージしやすく説明したい。

例えば、恋愛。人と人が惹かれあう。愛の交流に充分すぎるも、足りないことも本来ないのである。出逢いを求める人は、自分の意識に心を向けること。自分の内側から創造が生まれるのだから。心が向く方へ素直に応じていれば、その瞬間瞬間に愛を体験できる。これが本質だが、ねじれをもっていることを知っていれば、素直になることの意味がわかってくるであろう。素直になれば、時間はほとんどかからずに思ったように(実際は思った以上に)愛を体験することができる。しかし、人間には、この時間というものは優しく作用する。ほとんどすべての人間がねじれをもっているから、愛の創造が(自分の思ったように)できない。この時間は、ねじれに氣づき、ねじれをほどいていくことを可能にする。自分の内にある純粋な魂の光に氣づく。その過程で、自分じゃないもの、自分が創造したエネルギーに氣づくことでほどけていくのである。

実際には、誰かの顔があたまに浮かんだらコンタクトすること。まずは、自分とのコンタクトを極めていくことを心がけると、いろんなことがわかってくるはずだ。

世界は変わる。その変化は、もう始まっている。それは祝福すべき瞬間である。

 

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