プロローグ

美しき森の輝ける緑、豊かにたたえた水の恵みよ。

すべては大地の中で育まれ、その準備は着々と進み、やがてその豊かさは美しき森として現れるように、すべてのことは目に見えぬ世界が創造し、育んでいる。
すべてを吸収し、育み、その基となっている領域を天に向かって昇華するとき。

それは、天地が逆転するような反転の世界が繰り広げられる始まりである。

内に在るものが外へ現れ、外で現れたものが内に還っていく。その恵みと巡りの中で、命は生かされ、そして拡大していく。

極まった拡大は、融合が進み、それはやがて縮小していくかに見えるであろう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です