新しい屋号が「sacre coeur」(サクレクール)と言います。
どうしてこの名前にしたのだろうというと、「聖なる心」という意味のフランス語のこの言葉がなんだかとても心が惹かれたという意外には、明確に答えられないかもしれないのです。あらゆる言葉、あらゆる言語がある中で、ひとつを選ぶに至ったというのは、自分の思考を越えた何かがあるのだと思います。
今日、贈り物が届きました。
「昨年6月にパリのサクレクール寺院に行ったとき、
「これは久美子先生にあげるものだ」とはっきり思って買ったものです。
メダイの色は10色くらいあったのですが、迷いなくマゼンタとターコイズを選びました。
他の人のことは思い浮かばず、なぜか「久美子先生に」とだけ思い、自分でも不思議に思ったことをよく覚えています。
とはいえ、その後お会いする機会もなく、
物だけを郵送するのもしっくりこず、
それらの存在を忘れていました。
先日何気なく開いた先生のホームページで、「サクレクール」の大きな文字が目に入り、
一瞬でサクレクール寺院での記憶がよみがえり、
「そういうことだったのか!」と一人で納得し、ものすごーくすっきりし(笑)、送らせていただきました。
なので、先生に受け取っていただけてとっても嬉しいです❣❣」
私は、フランスのパリに行ったことはありますが、サクレクール寺院に行ったことはないのです。でも、知っています。明確に知っているのは、夫が、2015年8月9日、彼の誕生日にサクレクール寺院に行って、彼が撮った写真と共に彼の大切な旅の思い出を聞いたからです。結婚して初めて、別々の彼の誕生日に、お互いとても特別な気持ちになりました。別々でも、繋がっている感覚、想い合っている感覚を感じました。彼は、その夜、ムーランルージュに行こうとチケットを取っていただき、向かったのですが、あまりの行列に、旅行に誘ってくださった宝石の師匠である故岡本憲将社長が「混んでいるからやめよう!」と、別の方向に歩き始め、きっとこの先にあの店があったはずだと向かったのですが、なかなかその店は見つからず、たどり着いたのが、サクレクール寺院だったそうです。
その日は、スーパームーン。
約二週間の旅を過ごして最終日の夜だったそうです。
「きっと、これを見るために、来たんだ」と言っておられたそうです。
夫は、今まで見たこともない世界を見せてもらい、親子のように過ごした最後の日、しかも誕生日に訪れた寺院。それが新しい屋号を探していた私の心にヒットするとは。屋号を決めたとき、言葉の意味から見つけたので、寺院の名前から頂いたのではなかったこともちょっと不思議でした。そういえば、あの寺院の名前もサクレクールだった!と後で氣づきました。
そして、四年後の彼の誕生日に、私宛に、サクレクール寺院からの品が届いたのです。
サクレクール。
聖なる心。
これは、私の思考では絶対に知ることのできない領域の縁があり、メッセージなのだと感じました。
バラバラの様で、ひとつにつながるサイン。
これから私は、導かれること、サインに従うことで、更に力を抜いてその瞬間を味わおうと思います。
私の意志と見えない意志がつながっていく。
贈り主様が大好きだというサクレクール寺院から見たパリの街のお写真も送ってくださいました。お天気が良い日は、街がキラキラ輝いているそうです。
カウンセリングルームの名前も変わったのですね!
わたしの中では、まだまだ久美子先生=faithなのですが、新しい名前にも少しずつ慣れていくのだと思います。
このタイミングでのリニューアル、何かあったのですか?
はい、そうなのです。
何かあったかと言えば、あったのですが、既にあって、やっと変化ができたという感じです^^