ごきげんで生きる

すいぶん穏やかになってきましたが、近年の「ポジティブでなければ」的な風潮は、なんだかなぁ、と感じていました。
なんでもかんでもポジティブに!と、それだけがいいのだと向かっていくと、歪みが出るもの。
ポジティブになれない自分はダメだ、と思ってしまって、自分はネガティブだと決めつけてしまうのも不自然です。
そもそも両方あって、ポジティブな時もあれば、ネガティブになる時もある。

結果として、ごきげんになれたらいいですね。

「結果として」というのがミソです。その結末には、自分の自分に対する信念や価値観が現れるからです。

何があっても、それがいい悪いに関わらず、結末に持っていくんですよ。それくらい信念や価値観(マインド)は、強いです。

四六時中、ポジティブじゃなくても、いいんです。

でも、結果として、ポジティブな側面も視界に入れることは大切ですし、ごきげんよく生きていれば、ごきげんなことは集まってきます。

笑う門には福来たる

これは真実です。

 

でも、笑う門には福来たるを地でいく人は、一方で、反対側の気持ちに寄り添うのも自然です。何も否定しないから、結果として、ポジティブな側面も直視でき、笑顔が出るのです。

ご機嫌という言葉は、元々は仏教用語で「人が不快に思うようなことをしない」というところから来ているそうです。

ごきげんでいるというのは、自分はもちろん、他の人のためでもあるのです。

 

だからこそ、ポジティブだけではなく、いろんな心の動きをありのままに受け容れることが大切ですね。それは、それ自体が成長であり、学びです。

受容(アクセプタンス)は、成長への学びと同時に人生のミラクルを引き寄せる神聖なパワーそのものです。

どんなに泣いても、恨んでも、苦しんでも、
普遍的に存在する「よい面」があることを忘れない。

 

いろんな感情には、様々なメッセージがあり、本には書いていない自分自身の大切な真実が隠れているのです。

2 thoughts on “ごきげんで生きる

  1. 新HP開設、おめでとうございます!
    「ご機嫌」の言葉の元々の意味、面白いですね!
    わたしも、上滑りなポジティブ思考は嫌いですが、今日久々にある人から前向きな言葉をかけられて嬉しく思いました。

    その方は、前向きな言葉を使うだけではなく、辛いこととも向き合って、うまくいくように努力をして、様々な経験をされてきた上での言葉だから、言葉に力があるのかな、と思いました。

    「何を言うか」より、「誰が言うか」も大切ですよね♪

    久美子先生がおっしゃるからこそ響く言葉がたくさんあると思います(^^)

    • クミッキーさん、コメントありがとうございます!
      「何を言うか」より「誰が言うか」そうですね。同じ言葉でも伝わってくることが違う。
      私だからこそ、響く言葉をたくさん紡いでいきます♡

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